弁護士 田中 優征
離婚を考えている方の中には、「もう気持ちが離れてしまったから」「別居期間も長いし、そろそろ離婚できるのでは」と感じている方も多いと思います。
しかし、 裁判所が離婚を認めるかどうかは、単に別居期間の長さだけで決まるわけではありません。
とくに、一方的に別居し、自分勝手・不誠実な行動を取った場合には、 離婚請求が認められないこともあります。
今回は、実際の裁判例を紹介しながら、離婚を求める際に注意すべきポイントについて解説します。
民法770条1項5号は、離婚の原因として「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」と規定しています。
この重大な事由とは、婚姻生活が破綻し、修復が著しく困難な状態をいうものと考えられています。
そして、 裁判所は、3年間から5年間程度の別居が継続している場合、婚姻関係が破綻しているものと判断する傾向にあると言われています。
しかし、配偶者の一方が婚姻関係の破綻の原因を作り出した場合、その配偶者(有責配偶者)からの離婚請求は強い制限を受けます。
不貞行為などの明白な有責行為があれば、有責配偶者からの離婚請求が制限されることは理解しやすいと思いますが、 不貞行為などはないにも関わらず、一般的に離婚が認められるために必要といわれている別居期間が経過しているにもかかわらず、離婚が認められない可能性もあります。
本稿では、このような判断をした実際の裁判例を紹介し、離婚や別居を進めていく際に注意すべき点を解説します。
本件は、夫である原告が、妻である被告に対して離婚を求めた裁判です。夫は、一方的に別居を開始し、もともと支払っていた婚姻費用の支払いを離婚調停が不成立となった後に停止し、さらに、原告名義の不動産に居住していた被告に対して賃料を請求する裁判をしていた(賃料請求は認められませんでした。)という事案でした。
裁判所は、別居期間が4年6か月に及んでいることから、婚姻関係は破綻していると認定したうえで、以下の通り判示しました。
「原告は…一方的に被告並びに長男及び二男との別居に踏み切った後、…被告を相手方とする夫婦関係調整(離婚)調停を東京家庭裁判所に申し立て、これが…不成立により終了すると、それまでしていた被告に対する月額46万円の送金を停止して…本件口頭弁論終結時に至るまで、被告に対する婚姻費用分担金の支払を一切しなかったばかりか…被告に対し、被告並びに長男及び二男が居住する住居を賃貸したとする独自の見解を主張して、未払賃料の支払などを求める訴えを東京地方裁判所に提起するに及んでいるのであって、原告のこうした振る舞いは、正に兵糧攻めによって被告に原告の一方的な離婚の要求を受け入れさせようとするものであったということができる。」
「そして、以上のような事情に鑑みると、原告と被告との別居期間が4年6か月を超え、その婚姻関係が破綻するに至った原因は、一方的に被告との離婚を実現させようとした原告が、被告との別居に踏み切るにとどまらず、被告に対して婚姻費用の分担義務を負っていることを顧みることなく、兵糧攻めともいうべき身勝手な振る舞いを続け、婚姻関係の修復を困難たらしめたことにあったと認めるのが相当である。したがって、原告と被告との婚姻関係の破綻について主として責任があるのは、原告であるというべきである。」
この裁判例は、
経済的な圧力(判決文では兵糧攻めと比喩的に表現されています)を背景に離婚を迫った夫による離婚請求を否定したものです。
本件では、一方的に別居を開始し、それまで支払っていた婚姻費用を、離婚の調停が不成立になった途端に支払いを停止したことや、家族間であり、賃貸借関係が成立していないにもかかわらず、そのような主張をして訴訟の提起まで行っていることが否定的な評価を受けたものと考えられます。
本件も、夫である原告が、妻である被告に対して離婚を求めた裁判です。夫は、単身赴任中に別居を開始し、被告は、高齢である原告の父親と子2名と一緒に暮らしており、原告の父親や被告は原告に何度も連絡を取ろうとしていましたが、原告は直接の連絡を全て拒否していました。
裁判所は、「婚姻により配偶者の一方が収入のない家事専業者となる場合には…離婚が認められ…ると,経済的苦境に陥ることが多い。」としたうえで、
「離婚を求める配偶者は,まず,話し合いその他の方法により婚姻関係を維持するように努力すべきであるが,家事専業者側が離婚に反対し,かつ,家事専業者側に婚姻の破綻についての有責事由がない場合には,離婚を求める配偶者にはこのような努力がより一層強く求められている…。また,離婚を求める配偶者は,離婚係争中も,家事専業者側や子を精神的苦痛に追いやったり,経済的リスクの中に放り出したりしないように配慮していくべきである。」
そして、
「第1審原告は,さしたる離婚の原因となるべき事実もないのに…単身赴任中に何の前触れもなく突然電話で離婚の話を切り出し,その後は第1審被告との連絡・接触を極力避け,婚姻関係についてのまともな話し合いを一度もしていない。…離婚請求者側が婚姻関係維持の努力や別居中の家事専業者側への配慮を怠るという本件のような場合においては,別居期間が長期化したとしても,ただちに婚姻を継続し難い重大な事由があると判断することは困難である…」
と判示して、 婚姻関係の破綻を否定しました。
さらに、仮に7年間の別居によって婚姻関係の破綻が認められるとしても、離婚請求が信義則の観点から認められるか検討する必要があるとしたうえで、
「『別居が一定期間継続した後に行われる離婚の訴訟では(中略)日本の法律のもとでは離婚が認められてしまう』という極端な破綻主義的見解は,当裁判所の採用するところではない。」
とし、
「本件についてこれをみるのに,婚姻を継続し難い重大な事由…の発生原因は,専ら第1審原告の側にあることは明らかである。…本件離婚請求を認容して第1審原告を婚姻費用分担義務から解放することは正義に反するものであり,第1審原告の離婚請求は信義誠実の原則に反するものとして許されない。」
本件では、別居期間は7年間とかなり長期間に達していましたが、 婚姻関係の破綻は認められませんでした。その理由として、離婚を希望するさしたる理由がないこと、一方的に妻や妻と生活する自らの父・子らとの接触を避け、話し合いをしようとしなかったこと、妻や子らに対する配慮を怠っていたことが挙げられています。
そして、 離婚による妻や子への悪影響を考慮すると、仮に婚姻関係の破綻が認められるとしても、離婚の請求は認められないとも判断されています。
このような裁判例をみますと、特段の理由もなく一方的に別居を開始し、配偶者に対して不誠実な対応を継続したり、経済的な圧力をかけたりして、別居期間が経過した場合には、 離婚が認められない可能性があるといえます。
婚姻関係が破綻しているかどうかは、単に別居の長さなどで機械的に決まるものではありません。これまでの経緯や総合の主張などをもとに、裁判官が総合的に判断するもので、いわば価値判断の要素を含むものです。
「別居の期間さえ経過すれば、必ず離婚が認められる」という態度では、裁判官の心証を悪化させ、不利な結果を招く可能性があることに注意が必要です。
離婚を見据えた別居を開始する場合には、配偶者や同居していた家族の生活に配慮し、別居中も生活費や婚姻費用を適切に負担すること、離婚を決意するに至る前後に、家族で話し合いの機会を設けること等も検討した方がよいと考えられます。
本稿では、 一方的に別居を開始した場合には、別居期間が婚姻関係の破綻を認めるに十分な期間経過していたとしても、離婚が認められない場合があることについて述べました。
離婚や離婚のための別居をお考えの方は、弁護士にご相談いただくことをお勧めします。
名古屋総合法律事務所では、離婚についてのご相談をお受けしています。
離婚や別居についてお悩みの方は、一度ご相談ください。
弁護士 劉可心
別居中、妻が夫名義のマンションに無償で居住し、夫がそのマンションに関する住居関係費(管理費・修繕積立金・駐車場代など)を負担し、その上でさらに妻に婚姻費用を支払う必要がある場合、これらの費用について、控除することはできるのでしょうか?
管理費は、マンションの維持・管理に支払われるものであるため、実際に居住している者にマンション管理の利益が帰属すると考えられます。したがって、多くの場合は、婚姻費用から管理費分を差し引くことには合理性があると言えます。実務上も、管理費分をそのまま差し引くことが多い印象を受けます。
駐車場料金も、居住者本人が自動車を使用するという利益の対価としての性質を有するものですので、管理費と同様に、婚姻費用から差し引くことの合理性が認められそうです。
ただし、夫婦で複数台自動車を保有しており、夫が使用する自動車も同じ駐車場を利用していて、その料金がまとめて引き落とされているような場合は、婚姻費用から妻が使用する自動車分の費用だけを差し引くことになります。
修繕積立金に関しては、管理費や駐車場料金とは異なり、将来のマンションの大規模修繕に備えるために必要な費用、すなわち資産形成・価値の維持のためにかかるコストです。
夫が自分名義の財産の価値維持のためにお金を払っているので、基本的には婚姻費用の算定とは無関係と考えるのが合理的です。固定資産税も、不動産を所有する以上当然払うべき公租公課であるため、同様のことが言えそうです。
住宅ローンについては、やや扱いが難しいところです。住宅ローンは、不動産の購入代金そのものであり、管理費や修繕積立金以上に資産形成としての色合いが強いものです。
そうすると、控除の対象からは外れるように思われますが、他方で、事実上マンションに住み続けるための対価(家賃に近い性質)も併せ持っています。
妻が夫名義のマンションに住み続けるとなると、妻自身の家賃分の支払を免れることになりますので、婚姻費用の算定上、考慮すべき事項になります。
また、他方でローンの月額全額が控除されることはほとんどありませんので、全額が控除されることはほとんどありません。
なお、控除すべき住居関係費の額については下記をご参照ください。
https://www.nagoyasogo-rikon.com/school/calc-table/
「Bが主張する月の収支は、横浜市内の自らが5分の4の持分を有するマンションに係る住宅ローン11万3992円、固定資産税1万1633円(12か月で分割)、管理費3万8930円も含まれている。Bの住宅ローン支出については、上記マンションという専ら自己の資産の形成のための支出にすぎず、生活保持義務である婚姻費用分担義務に優先させることは相当でないから、住宅ローン負担により月の収支に余裕がないことを算定表の枠の中の事情として婚姻費用の額を低く定めるのは相当でない。固定資産税についても、上記マンションの所有・維持に伴う支出にすぎず、生活保持義務である婚姻費用分担義務に優先させることは相当でないから、これを算定表の枠の中の事情として婚姻費用の額を低く定めるのは相当でない。マンションの管理費についても、上記マンションにはAもBも居住していないのであるから、生活費たる住居関係費というよりは上記マンションの所有・維持に伴う支出にすぎず、生活保持義務である婚姻費用分担義務に優先させることは相当でない」
婚姻関係にあるAさんとBさんの婚姻費用が争いになった事例で、マンション及びローンはいずれもBさん名義、管理費等もBさん負担です。裁判所の判断としては、当該マンションにAさんが居住しているかどうかに着目し、この事例ではAさんが居住していないため、Bさん名義のマンションから利益を受けていないため、各費用やローンの支払いに関して考慮しませんでした。
「Bは,本件マンションの住宅ローン,管理費,修繕積立金,ルーフバルコニー使用料及びインターネット使用料の支払も行っている。これらのうち,住宅ローンの支払については,資産形成の部分があることからその全額を婚姻費用から控除するのは適当ではないが,Aにおいて本来負担すべき住居関係費の支払を免れていることから,Aの収入区分について標準算定方式で考慮されている住居関係費2万2247円を月額の婚姻費用額から控除するのが相当である。また,本件マンションの管理費月額1万2800円,ルーフバルコニー使用料月額910円及びインターネット使用料月額990円については,居住者において負担すべきものであるから,これらの合計月額1万4700円は,月額の婚姻費用額から控除するのが相当である。他方,修繕積立金は,資産形成の一環としてされているものであるから,婚姻費用月額から控除するのは相当ではない。」
2、3に紹介した判断方法に即した判断の事例と言えそうです。
弁護士 浅野由花子
配偶者の不貞が疑われるとき、事実関係の把握や証拠化のために探偵や興信所など調査会社へ依頼することがあります。では、その調査費用は不貞相手や不貞配偶者に対する請求で取り戻せるのでしょうか。
結論からいえば、一部が損害として認められることはありますが、全額の回収は困難というのが近時の傾向です。
不貞行為とは、「配偶者以外の者と自由な意思に基づき性的関係を持つこと」をいいます。これは婚姻共同生活の平穏を侵害する不法行為にあたります。
ただし、慰謝料請求が認められるのは、不貞当事者が自らの行為が婚姻生活を侵害することを認識しながら、あえてこれを行った場合、または少なくとも気づき得た場合に限られます。
不貞行為によって被った精神的苦痛を金銭的に評価したものが「不貞慰謝料」です。これは不貞相手に対して請求できるほか、離婚に至らない場合には不貞配偶者に対しても請求することがあります。
さらに、不貞によって離婚に至った場合には、不貞配偶者に対して「離婚慰謝料」を請求することができます。この離婚慰謝料は、婚姻破綻に至る経緯や婚姻期間、未成年の子の有無などを総合的に考慮して算定されます。
上述のように、不貞による損害として、配偶者の精神的苦痛のほかに、弁護士費用や調査費用が考えられます。
一般的に、損害に当たるためには、不法行為と相当因果関係があることが必要です。
すなわち、調査費用が損害と言えるためには、不貞行為が無ければ通常発生しない費用で、かつその発生が予見可能な範囲にあることが求められます。
実務上、全額認容は稀で、10~30万円前後に収まる傾向が目立ちます。
まず、前提として、
などの理由から、探偵などを利用した調査費用の全額を不貞による損害とみなす裁判例はあまり多くありません。
そして、調査費用がどこまで損害とされるかは、不貞を証明するうえで探偵や興信所の利用がどれほど必要だったかによって決まります。
具体的には
といった事情が考慮されます。
調査費用を損害として認めるか否か、また認める場合にいくらまで認められるかについては、画一的な基準が存在せず、裁判官ごとの価値観により判断が分かれるのが実情です。
そのため、例外的に調査費用の全額を認めた判例がある一方で、一部のみを認めるにとどめた判例や、全く認めなかった判例も多数存在します。判断が多岐にわたるため、実際にどの程度損害として認められるかについては一概に断言できないものとなります。
| 裁判年月日 | 裁判所名 | 金額 | 理由 |
|---|---|---|---|
| R6.2.7 | 東京地裁 | 110万のうち33万 | 当人が不貞を認めていたため調査必要性は高くないが、その後の貞継続を立証する必要性を考慮し一部認容。 |
| R6.1.29 | 東京地裁 | 79万のうち20万 | 探偵利用が一般的とまではいえず必要性は限定的。他方、録音データなど他の証拠があったことも考慮し一部認容。 |
| R5.12.7 | 東京地裁 | 46万のうち25万 | 尾行により有力な証拠を入手。前提として調査会社の関与が必要だったが、費用が高額な点を踏まえ相当額に限定。 |
| R5.11.22 | 東京地裁 | 67万のうち15万 | 調査報告書が有用な証拠として機能した点を評価しつつ、必要性・相当性の観点から一部のみ認容。 |
| R5.10.5 | 東京地裁 | 80万のうち15万 | 具体的証拠・情報がない中で探偵依頼が必要であり、その報告で同棲を把握できたことを踏まえ一部認容。 |
| R5.9.11 | 東京地裁 | 228万のうち100万 | 不貞の決定的証拠取得の必要性に加え、発覚後の誓約書作成後の不貞継続を立証するため利用の必要性が高い。交際状況や当事者の弁明の態度も考慮し高額認容。 |
| R5.5.25 | 東京地裁 | 175万のうち30万 | 調査の必要性はあるが、不貞の態様・当事者の態度が慰謝料額で既に比較的高額に斟酌されており、費用の重複評価を避け一部のみ。 |
| R4.11.16 | 東京地裁 | 49万のうち10万 | 調査の必要性はある一方、他の証拠の存在や不貞認容状況を踏まえ、必要最小限に限定。 |
| R4.9.29 | 東京地裁 | 162万のうち32万 | 不貞の直接証拠は乏しいが、全体事情と慰謝料額との均衡を踏まえ相当額のみ認容。 |
| R5.2.22 | 東京地裁(原審) | 230万のうち60万 | 調査会社の利用必要性を認め、費用の一部を損害として認容(下記高裁で覆る)。 |
| 裁判年月日 | 裁判所名 | 金額 | 理由 |
|---|---|---|---|
| R6.1.17 | 東京高裁 | 230万のうち0 | 探偵利用は一般的とはいえず通常損害に当たらない。探偵なしでも把握可能であるため、特別損害性も否定。 |
| R5.12.14 | 東京地裁 | 254万のうち0 | 探偵依頼を余儀なくされた精神的苦痛は慰謝料算定で考慮し得るが、費用自体は賠償対象外(証拠収集方法は当事者の裁量)。 |
| R5.10.31 | 東京地裁 | 164万のうち0 | 同居事実は他の証拠で確認済みで当人も認めていた。被告の不合理な弁解は慰謝料増額で斟酌すれば足るとして否定。 |
| R5.10.24 | 東京地裁 | 151万のうち0 | 証拠収集費用であり、どの証拠をいかなる方法で収集するかは原告の判断に委ねられるとして否定。 |
| R5.5.16 | 東京地裁 | 220万のうち0 | 不貞について他に有力な証拠が複数あり、調査会社利用は不可欠とはいえないとして否定。 |
| R5.3.30 | 東京地裁 | 40万のうち0 | 一度不貞を認め、また性交渉に関するSNS履歴など他の有力証拠が存在。必要性欠如として否定。 |
| R5.2.28 | 東京地裁 | 594万のうち0 | 調査会社利用が不可欠とまではいえない。他方、多額費用支出・訴訟提起は慰謝料増額方向の事情にはなると指摘。 |
| R4.12.16 | 東京地裁 | 266万のうち0 | 本訴提起に至る経緯等を踏まえ、調査費用は損害と認めず。 |
探偵費用は、証拠確保の必要性や調査手段としての相当性が認められる場合に限り、一部が損害として認められる可能性があります。もっとも、費用の全額が回収できることはほとんどなく、他に有力な証拠(たとえば不貞を裏づける録音やメッセージのやりとり)が存在する場合や、当事者が不貞を認めている場合には、まったく認められないこともあります。
不貞の証拠を確保できるか否かは、慰謝料請求に直結するのみならず、離婚に至った場合の条件交渉においても重要です。さらに、離婚するか否か自体が争われている事案では、不貞が離婚原因に当たる関係上、離婚原因の有無にも影響します。
今後の対応方針や現在把握できている証拠との兼ね合い、費用負担などを踏まえ、どの程度証拠収集を行うかをご検討されることをお勧めします。
令和7年9月8日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて婚姻費用分担調停申立事件について調停が成立しました。
令和7年9月2日に名古屋家庭裁判所にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件について調停が成立しました。
令和7年9月16日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて離婚請求事件について家事審判を申立てました。
令和7年9月17日に名古屋家庭裁判所にて婚姻費用分担調停申立事件について調停が成立しました。
令和7年9月18日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて離婚等請求事件について人事訴訟を提起しました。
令和7年9月18日に名古屋家庭裁判所にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件について調停が成立しました。
令和7年9月24日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について調停が成立しました。
令和7年9月24日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて婚姻費用分担調停申立事件について調停が成立しました。
令和7年9月24日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて面会交流調停申立事件について調停が成立しました。
令和7年8月4日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年8月5日に岐阜家庭裁判所御嵩支部にて婚姻費用分担調停申立事件 について調停が成立しました。
令和7年8月19日に名古屋家庭裁判所にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について調停に代わる審判が出ました。
令和7年8月25日に岡崎家庭裁判所岡崎支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について審判が出ました。
令和7年8月27日に名古屋家庭裁判所にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について調停が成立しました。
令和7年7月1日に名古屋家庭裁判所にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件について申立てました。
令和7年7月3日に名古屋家庭裁判所にて婚姻費用分担超提示申立事件について調停が成立しました。
令和7年7月10日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件にかかる調停が成立しました。
令和7年7月11日に名古屋高等裁判所にて離婚等請求控訴事件について判決が出ました。
令和7年7月17日に名古屋家庭裁判所にて年金分割にかかる処分申立事件について審判が出ました。
令和7年6月3日に名古屋家庭裁判所にて婚姻費用分担調停申立事件 について調停が成立しました。
令和7年6月4日に静岡家庭裁判所沼津支部にて養育費(減額)調停事件 について家事調停を申立てました。
令和7年6月11日に名古屋家庭裁判所にて離婚請求事件について人事訴訟を提起しました。
令和7年6月12日に名古屋家庭裁判所にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件について調停が成立しました。
令和7年6月12日に名古屋家庭裁判所にて婚姻費用分担調停申立事件について調停が成立しました。
令和7年6月19日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年6月23日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて婚姻費用分担調停申立事件について家事調停を申立てました。
令和7年6月23日に名古屋地方裁判所岡崎支部にて損害賠償請求事件について和解が成立ました。
令和7年6月24日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて養育費調停申立事件について家事調停を申立てました。
令和7年5月20日に犬山簡易裁判所にて自動車所有権移転登録請求事件 について判決が出ました。
令和7年5月21日に大阪家庭裁判所にて婚姻費用分担調停申立事件 について調停が成立しました。
令和7年5月26日に岐阜家庭裁判所多治見支部にて子の監護者指定調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年5月26日に岐阜家庭裁判所多治見支部にて子の引渡し請求事件 について家事調停を申立てました。
令和7年5月26日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて離婚請求事件 について家事審判を申立てました。
令和7年4月3日に津家庭裁判所四日市支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について調停が成立しました。
令和7年4月21日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて婚姻費用分担調停申立事件 について和解が成立ました。
令和7年4月21日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について和解が成立ました。
令和7年4月23日に岐阜家庭裁判所多治見支部にて婚姻費用分担調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年4月23日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて婚姻費用分担調停申立事件 について調停が成立しました。
令和7年4月23日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて審判前の保全処分申立事件 について家事審判を申立てました。
令和7年4月30日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について審判が出ました。
令和7年4月30日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年3月3日に名古屋家庭裁判所にて離婚等請求反訴事件 について申立てしました。
令和7年3月3日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について申立てしました。
令和7年3月3日に名古屋家庭裁判所にて離婚等請求事件 について審判が出ました。
令和7年3月4日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて面会交流調停申立事件 について審判が出ました。
令和7年3月11日に名古屋家庭裁判所にて婚姻費用分担調停申立事件 について調停が成立しました。
令和7年3月11日に名古屋家庭裁判所にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について調停が成立しました。
令和7年3月11日に名古屋家庭裁判所にて面会交流調停申立事件 について調停が成立しました.
令和7年3月25日に名古屋家庭裁判所にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年3月25日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年3月25日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて婚姻費用分担調停申立事件 について家事調停を申立てました.
令和7年3月27日に犬山簡易裁判所にて自動車所有権移転登録請求事件 について民事訴訟を提起しました.
令和7年3月22日に名古屋家庭裁判所にて離婚等請求事件 について審判が確定しました.
令和7年3月27日に名古屋家庭裁判所にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について調停が成立しました.
令和7年3月25日に横浜家庭裁判所にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について審判が出ました.
令和7年3月24日に名古屋地方裁判所にて慰謝料等請求事件 について和解が成立ました.
令和7年2月7日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年2月7日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて婚姻費用分担調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年2月10日に山口地方裁判所にて債権差押命令申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年2月12日に津家庭裁判所四日市支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について差押命令が出ました。
令和7年2月17日に名古屋家庭裁判所にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年2月17日に名古屋家庭裁判所にて婚姻費用分担調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年2月19日に名古屋家庭裁判所にて婚姻費用分担調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年2月19日に名古屋家庭裁判所にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年2月19日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて婚姻費用分担調停申立事件 について調停が成立しました。
令和7年2月19日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について調停が成立しました。
令和7年2月25日に名古屋家庭裁判所にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年2月18日に名古屋家庭裁判所にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について審判が出ました。
令和7年2月18日に名古屋家庭裁判所にて婚姻費用分担調停申立事件 について審判が出ました。
令和7年2月18日に東京家庭裁判所にて養子縁組無効確認等申立事件 について審判が出ました。
令和7年2月18日に東京家庭裁判所にて養子縁組無効確認等請求事件 について審判が出ました。
令和7年2月27日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について調停が成立しました。
令和7年2月27日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて婚姻費用分担調停申立事件 について調停が成立しました。
令和7年1月7日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について審判が確定しました。
令和7年1月7日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて婚姻費用分担調停申立事件 について審判が確定しました。
令和7年1月24日に名古屋家庭裁判所にて離婚請求事件 について審判が確定しました。
令和7年1月24日に名古屋家庭裁判所にて損害賠償等反訴請求事件 について審判が確定しました。
令和7年1月31日に名古屋家庭裁判所一宮支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年1月31日に名古屋家庭裁判所一宮支部にて婚姻費用分担調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年1月22日に岡山地方裁判所倉敷支部にて損害賠償請求事件 について裁判上の和解が成立しました。
令和7年1月31日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて夫婦関係調整(離婚)調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年1月31日に名古屋家庭裁判所岡崎支部にて婚姻費用分担調停申立事件 について家事調停を申立てました。
令和7年1月30日に名古屋家庭裁判所にて婚姻費用分担調停申立事件 について調停が成立しました。
更新日:2025.08.19
Aさん
早期解決のため、若干の解決金を支払って和解
職業
–
婚姻期間
–
離婚の種類
和解
子ども
–
Aさんは、いきなり同僚から、同僚の妻と不貞行為を行ったということで慰謝料を請求する訴訟を起こされました。Aさんには身に覚えがありませんでしたが、転勤して訴訟を起こされた裁判所とは遠方にいたため、当事務所に対応を相談しにいらっしゃいました。
訴訟を起こされた以上は対応しなければ敗訴することになりますので、当事務所は代理し、証拠の探偵の報告書などを確認しました。
その結果、探偵の報告書に不備(途中で調査を中断している等)があり、その点などを主張することで、早期解決のため若干の解決金の支払による解決ができました。
訴訟を起こされた場合には、いきなり裁判所から訴状や呼び出し状が届くことになります(※事前に代理人を介して交渉している場合には、裁判所から代理人に先に連絡があることもあります)。
そのため、いきなり裁判所から訴状が届いた場合には、まずは弁護士に相談する方が無難でしょう。
更新日:2025.08.12
Aさん/50代男性
財産分与について合意し離婚調停成立、婚姻費用調停成立
職業
会社員
婚姻期間
25年
離婚の種類
調停離婚
子ども
なし ※成人済み
Aさんは、妻との関係が悪い期間が続いており、家を出て別居を開始したところ、その直後に妻が代理人を選任して離婚・婚姻費用の調停を申し立てました。
突然の調停申立てに戸惑われたAさんは、当事務所にご相談にいらっしゃいました。
弊所でAさんの代理人として調停の対応をしました。
婚姻費用に関しては、算定時点の収入が低下しており、昨年の収入をもとに算定すると不利になる状況であったため、現在の収入を基準に算定すべきであると主張しました。
財産分与に関しては、Aさんは自宅を出ており、取得希望がなかったため、妻が取得する前提で財産開示を行い、公平な分与に向けた協議を行いました。不動産の評価については、不動産の査定などをもとに主張をしました。
併せて夫婦財産の内、Aさんのお母様が支出した部分について特有財産についての主張も行いました。
本件では、婚姻費用については、現在の収入を基準に算定することを求め、その前提で早期に婚姻費用の調停は成立となりました。また、財産分与における特有財産の主張を行いましたが、裏付けとなる資料に乏しく、金額についての見解が大きく異なっていたため、調停での調整が難航しました。最終的には、財産分与として妥当な範囲と考えられる金額を支払うことで合意し、離婚調停成立となりました。
本件で面会交流の調停が成立したことへのポイントは、
・粘り強く交渉を継続すること
・その一方で、調停の長期化や、訴訟への移行を踏まえて適切にリスクを把握すること
という点が挙げられます。
相手の配偶者よりも収入が高い場合、毎月の婚姻費用の分担をしなければなりません。調停が長期化することや、訴訟に移行することによって、年単位で解決が遅くなる可能性もあります。また、弁護士費用の負担も増加します。
長期化する経済的・精神的な負担を考慮すると、金額以外の点も考慮に入れて検討する必要があるでしょう。

| 2025年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 10月 | 47件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料、婚姻費用、財産分与、不貞行為、内縁、DNA、親の不倫、モラハラ、DV |
| 9月 | 45件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料、婚姻費用、財産分与、不貞行為、外国籍、破綻後の不倫、モラハラ、DV |
| 8月 | 52件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料、婚姻費用、財産分与、不貞行為、養育費、親権、別居、面会交流、モラハラ、DV |
| 7月 | 65件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料、婚姻費用、財産分与、不貞行為、養育費、親権、別居、モラハラ、子の連れ去り、追い出し |
| 6月 | 61件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料、婚姻費用、財産分与、不貞行為、養育費、親権、面会交流、モラハラ、DV |
| 5月 | 71件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料、婚姻費用、財産分与、不貞行為、養育費、親権、面会交流 |
| 4月 | 42件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料、財産分与、モラハラ、ヒステリック、ローン、養老保険、事実婚、性格の不一致 |
| 3月 | 62件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料、財産分与、協議書、ギャンブル、モラハラ、共同親権、DV、無職 |
| 2月 | 60件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料、財産分与、養育費、親権、面会交流、不貞行為、慰謝料、モラハラ、DV、国際離婚 |
| 1月 | 61件 | 離婚したい、離婚を求められている、婚姻費用、財産分与、養育費、親権、面会交流、不貞行為、慰謝料、別居、モラハラ、国際離婚 |
| 2024年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 12月 | 43件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料減額請求、親権、婚約破棄、財産分与、親権、モラハラ、DV、熟年離婚 |
| 11月 | 46件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求、養育費、不貞行為、財産分与、親権、国際離婚、離婚調停、モラハラ、DV、面会交流、婚約破棄 |
| 10月 | 50件 | 離婚したい、離婚を求められている、養育費、不貞行為、財産分与、親権、別居、国際離婚、離婚調停、モラハラ、DV、面会交流 |
| 9月 | 38件 | 離婚したい、離婚を求められている、不貞行為、財産分与、養育費、財産分与、モラハラ、虐待、DV |
| 8月 | 49件 | 離婚したい、離婚を求められている、不貞行為、財産分与、養育費、モラハラ、証人代行、親権、面会交流、子の離婚 |
| 7月 | 43件 | 離婚したい、離婚を求められている、財産分与、養育費、国際離婚、モラハラ、証人代行、親権、面会交流、子の離婚 |
| 6月 | 62件 | 離婚したい、離婚を求められている、財産分与、養育費、婚姻費用、不貞行為、別居、DV、モラハラ、公正証書、離婚協議書、娘の離婚相談 |
| 5月 | 58件 | 離婚したい、離婚を求められている、財産分与、養育費、婚姻費用、不貞行為、別居、DV、モラハラ、公正証書、貞操権侵害 |
| 4月 | 51件 | 離婚したい、離婚を求められている、離婚調停、財産分与、養育費、婚姻費用、不貞行為、別居、DV、モラハラ、孫の離婚 |
| 3月 | 49件 | 離婚したい、離婚を求められている、離婚調停、離婚協議、財産分与、養育費、婚姻費用、不貞行為、親権、別居、モラハラ、慰謝料 |
| 2月 | 62件 | 離婚したい、離婚を求められている、離婚調停、財産分与、養育費、面会交流、不貞行為、親権、別居、モラハラ、DV、慰謝料、婚姻費用 |
| 1月 | 57件 | 離婚したい、離婚を求められている、国際離婚、財産分与、養育費、面会交流、不貞行為、親権、別居、モラハラ、子の監護者指定、慰謝料、婚姻費用 |
| 2023年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 12月 | 64件 | 離婚したい、離婚を求められている、養育費、面会交流、親権、財産分与、モラハラ、慰謝料請求、婚姻費用、離婚後の問題、別居 |
| 11月 | 49件 | 離婚したい、離婚を求められている、養育費、面会交流、親権、モラハラ、慰謝料請求、婚姻費用、家族の離婚、離婚後の問題、別居 |
| 10月 | 64件 | 離婚したい、離婚を求められている、財産分与、養育費、面会交流、不貞行為、親権、慰謝料、婚姻費用、家族の離婚、離婚後の問題、婚約破棄、別居 |
| 9月 | 60件 | 離婚したい、離婚を求められている、国際離婚、財産分与、養育費、面会交流、不貞行為、親権、モラハラ、慰謝料、婚姻費用、家族の離婚、家庭内暴力、離婚後の問題 |
| 8月 | 59件 | 離婚したい、離婚を求められている、国際離婚、財産分与、養育費、面会交流、不貞行為、親権、別居、モラハラ、子の監護者指定、慰謝料、婚姻費用、離婚後の問題 |
| 7月 | 61件 | 離婚したい、離婚を求められている、調停離婚、DV、モラハラ、養育費、病気、親権、慰謝料請求されている、慰謝料請求したい、不貞婚姻費用、婚約破棄、財産分与、面会交流 |
| 6月 | 50件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、養育費、不貞行為、住宅ローン、離婚後の住まい、音信不通、慰謝料 |
| 5月 | 52件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、養育費、親権、不貞、モラハラ、離婚後の問題、別居、男女問題 |
| 4月 | 43件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、婚姻費用、養育費、親権、不貞、モラハラ、離婚後の問題、別居 |
| 3月 | 48件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、婚姻費用、養育費、親権、不貞、モラハラ、離婚後の問題、別居 |
| 2月 | 38件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、協議離婚、、DV財産分与、婚姻費用、養育費、年金分割、親権、不貞行為 |
| 1月 | 28件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、面会交流、婚姻費用、養育費、不貞、離婚後の問題、男女問題、不倫相手の妊娠 |
| 2022年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 12月 | 35件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、モラハラ、DV、養育費、不貞、婚約破棄 |
| 11月 | 24件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、モラハラ、DV、養育費、不貞婚姻費用、財産分与 |
| 10月 | 30件 | 離婚したい、離婚を求められている、調停離婚、DV、養育費、病気、慰謝料請求されている、慰謝料請求したい、不貞婚姻費用、財産分与、面会交流 |
| 9月 | 40件 | 離婚したい、離婚を求められている、調停離婚、DV、モラハラ、養育費、病気、親権、慰謝料請求されている、慰謝料請求したい、不貞婚姻費用、婚約破棄、財産分与、面会交流、熟年離婚 |
| 8月 | 46件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求、婚約破棄、財産分与、婚姻費用、面会交流、養育費、親権、病気 |
| 7月 | 38件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求、婚約破棄、財産分与、婚姻費用、面会交流、養育費 |
| 6月 | 55件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、モラハラ、別居したいと言われた、DV、面会交流、養育費、不貞、親権問題、離婚調停 |
| 5月 | 48件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、モラハラ、別居したいと言われた、DV、面会交流、養育費、不貞、親権問題 |
| 4月 | 45件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、モラハラ、面会交流、財産分与、DV、面会交流、養育費、不貞、離婚後の問題、男女問題 |
| 3月 | 53件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、モラハラ、調停離婚、財産分与、DV、面会交流、養育費、不貞、離婚後の問題、男女問題 |
| 2月 | 49件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、モラハラ、面会交流、養育費、不貞、離婚後の問題、男女問題 |
| 1月 | 33件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、モラハラ、面会交流、養育費、不貞、離婚後の問題、男女問題 |
| 2021年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 12月 | 51件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、親権、養育費、モラハラ、面会交流 |
| 11月 | 33件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、親権、養育費、離婚後の問題、面会交流 |
| 10月 | 38件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、親権、養育費、離婚後の問題、面会交流 |
| 9月 | 43件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、親権、養育費、離婚後の問題、面会交流 |
| 8月 | 59件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、親権、養育費、離婚後の問題 |
| 7月 | 47件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、養育費、不貞、離婚後の問題、男女問題 |
| 6月 | 62件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、調停離婚、財産分与、親権、養育費、離婚後の問題 |
| 5月 | 34件 | 離婚したい、慰謝料請求したい、調停離婚、財産分与、親権、養育費、モラハラ、面会交流 |
| 4月 | 37件 | 離婚したい、慰謝料請求したい、調停離婚、財産分与、親権、養育費、 |
| 3月 | 48件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、モラハラ、面会交流、養育費、不貞、離婚後の問題、男女問題、婚約破棄 |
| 2月 | 53件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、親権、面会交流、養育費、不貞、離婚手続、内縁、モラハラ |
| 1月 | 51件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、モラハラ、面会交流、養育費、不貞、離婚後の問題、男女問題 |
| 2020年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 12月 | 40件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、親権、DV、面会交流、内縁、不貞、養育費、モラハラ、離婚後 |
| 11月 | 52件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、親権、DV、面会交流、内縁、不貞、養育費、モラハラ、離婚後 |
| 10月 | 78件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、親権、DV、面会交流、内縁、不貞、養育費、モラハラ |
| 9月 | 69件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、親権、DV、面会交流、養育費、内縁、不貞、公正証書の作成、モラハラ |
| 8月 | 50件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、離婚阻止、不貞、DV、家庭内別居、別居、男女問題、内縁、養育費 |
| 7月 | 43件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、離婚阻止、不貞、婚約破棄、男女問題、内縁、養育費 |
| 6月 | 37件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、面会交流、養育費、不貞、男女問題、婚約破棄、内縁、公正証書 |
| 5月 | 62件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、モラハラ、面会交流、養育費、不貞、離婚後の問題、男女問題、婚約破棄、親権、内縁 |
| 4月 | 67件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、モラハラ、面会交流、養育費、不貞、離婚後の問題、男女問題、婚約破棄、親権、内縁 |
| 3月 | 47件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、モラハラ、面会交流、養育費、不貞、離婚後の問題、男女問題、婚約破棄 |
| 2月 | 48件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、モラハラ、面会交流、養育費、不貞、離婚後の問題、男女問題 |
| 1月 | 28件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、モラハラ、面会交流、養育費、不貞、離婚後の問題 |
| 2019年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 12月 | 39件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求された、財産分与、調停離婚、養育費、DV、親権、不貞、モラハラ、熟年離婚、公正証書 |
| 11月 | 33件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求された、慰謝料請求された、財産分与、養育費、親権、不貞、モラハラ |
| 10月 | 35件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、財産分与、調停離婚、婚約破棄、養育費、不貞、親権、DV、モラハラ、熟年離婚、不貞誓約書 |
| 9月 | 38件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、財産分与、調停離婚、婚約破棄、養育費、不貞、親権、DV、モラハラ、財産分与、熟年離婚、不貞誓約書 |
| 8月 | 43件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求されている、財産分与、調停離婚、婚約破棄、養育費、不貞、親権、DV、モラハラ、財産分与、熟年離婚 |
| 7月 | 41件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、婚約破棄、家庭内別居、別居中の相手との離婚、DV、モラハラ、不貞、養育費、財産分与、年金分割、親権、面会交流、示談書の作成、話し合いの立ち会い |
| 6月 | 41件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、離婚したくない、家庭内別居、別居中の相手との離婚、DV、モラハラ、不貞、財産分与、親権、面会交流、示談書の作成 |
| 5月 | 44件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、離婚したくない、親権、調停離婚、不貞、養育費、財産分与、面会交流、モラハラ、DV |
| 4月 | 34件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、家庭内別居、婚約破棄、DV、養育費、調停不成立、離婚後の問題、負債を抱える相手との離婚 |
| 3月 | 46件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、子の引き渡し、DV、モラハラ、財産分与、養育費、離婚後の問題、別居配偶人との離婚、婚費 |
| 2月 | 40件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、住宅ローン、DV、モラハラ、面会交流、養育費、子の引き渡し、離婚後の問題、弁護士の変更、負債を抱える相手との離婚 |
| 1月 | 34件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、婚約破棄、財産分与、住宅ローン、精神疾患、DV、モラハラ、面会交流、養育費、公正証書、共同監護権、子の引き渡し、定期贈与増額、離婚後の問題 |
| 2018年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 12月 | 23件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求されている、養育費、公正証書、婚約破棄、子の引き渡し、子の連れ去り、財産分与、借金、DV、性格の不一致、渉外離婚、不倫について、婚約破棄された、家庭内別居、認知 |
| 11月 | 31件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求されている、養育費、公正証書、婚約破棄、子の引き渡し、子の連れ去り、財産分与、借金、DV、性格の不一致、渉外離婚、不倫について、婚約破棄された、W不倫 |
| 10月 | 38件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求されている、養育費、公正証書、婚約破棄、子の引き渡し、子の連れ去り、財産分与、借金、DV、性格の不一致、渉外離婚、薬物依存症 |
| 9月 | 37件 | 離婚したい、調停離婚、慰謝料請求されている、慰謝料請求したい、面会交流、性格の不一致、養育費、公正証書、モラハラ、財産分与、男女トラブル、セカンドオピニオン |
| 8月 | 26件 | 離婚したい、離婚を求められている、調停離婚、慰謝料請求されている、慰謝料請求したい、養育費、モラハラ、財産分与、男女トラブル |
| 7月 | 30件 | 離婚したい、離婚を求められている、調停離婚、慰謝料請求されている、慰謝料請求したい、面会交流、婚約破棄、DV、財産分与、養育費、男女トラブル |
| 6月 | 43件 | 離婚したい、離婚を求められている、調停離婚、慰謝料請求されている、慰謝料請求したい、面会交流、性格の不一致、別居、W不倫、養育費、男女トラブル |
| 5月 | 33件 | 離婚したい、離婚を求められている、調停離婚、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、財産分与、公正証書、養育費、親権、男女トラブル、ストーカー、性格の不一致、離婚後の年金分割 |
| 4月 | 35件 | 離婚したい、離婚を求められている、調停離婚、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、財産分与、公正証書、養育費、親権 |
| 3月 | 40件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、男女トラブル、調停離婚、婚約破棄、財産分与、住宅ローン、DV、モラハラ、面会交流、養育費、公正証書、共同監護権、不倫相手の妊娠、内縁解消、中絶費用の請求 |
| 2月 | 40件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、婚約破棄、財産分与、住宅ローン、DV、モラハラ、面会交流、養育費、公正証書、共同監護権、不倫相手の妊娠、内縁解消 |
| 1月 | 62件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、婚約破棄、財産分与、住宅ローン、精神疾患、DV、モラハラ、面会交流、養育費、公正証書、共同監護権、不倫相手の妊娠、偽装結婚、内縁解消 |
| 2017年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 12月 | 39件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、協議離婚、調停離婚、財産分与、住宅ローン、DV、精神疾患、モラハラ、面会交流、養育費、内縁解消、不倫相手を妊娠させたときの対応 |
| 11月 | 35件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、協議離婚、調停離婚、財産分与、DV、モラハラ、親権、養育費、婚約者の不貞相手に慰謝料請求したい |
| 10月 | 55件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、協議離婚、調停離婚、離婚を迷っている、DV、配偶者が精神病、親権、養育費、不貞相手に慰謝料請求したい |
| 9月 | 36件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、協議離婚、調停離婚、財産分与、モラハラ、親権、養育費、交際相手から脅迫されている、外国人の夫と離婚したい |
| 8月 | 45件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、協議離婚、調停離婚、財産分与、モラハラ、親権、養育費、面会交流、不貞の疑い、戸籍や相続について、相手が出て行ってしまった、建設中の家について、相手の経歴に疑問 |
| 7月 | 57件 | 離婚したい、慰謝料請求されている、離婚協議、親権、養育費、妻の不貞行為、復縁したい、離婚して今のマンションに住み続けたい、子供の親権を取りたい、養育費の強制執行した所、脅されている。 |
| 6月 | 55件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求、婚約破棄、財産分与、婚姻費用、子の引き渡し、面会交流、養育費 |
| 5月 | 60件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求されている、養育費、財産分与、不貞慰謝料請求したい、子の認知、婚約破棄、婚約破棄慰謝料請求、退職金、遺産、離婚条件を取り決めたい、付き合っていた女性にお金を請求されている、子どもに会いたい |
| 4月 | 39件 | 離婚したい、離婚を求められている、離婚協議書、養育費、財産分与、不貞相手に慰謝料請求、強制執行された、離婚調停、子の認知、夫のDV、婚約破棄 |
| 3月 | 52件 | 婚約破棄、離婚を求められている、婚費申立された、離婚したい、財産分与、不動産の退去・名義変更希望、妻の不貞相手に慰謝料請求、養育費、セカンドオピニオン、離婚協議書、慰謝料請求されている、妻が精神病、夫の不貞、夫と不貞相手に誓約書を書いてほしい |
| 2月 | 25件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求された、不貞慰謝料請求(したい、された)、親権の問題、養育費、財産分与(火災保険)、保護命令申立、面会交流 |
| 1月 | 22件 | 離婚したい、慰謝料請求(したい、された)、養育費、年金分割、婚費分担調停、交際解消 |
| 2016年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 12月 | 38件 | 離婚したい、離婚を求められている、(不貞)慰謝料請求したい、(不貞)慰謝料請求された、ローンの問題、養育費の問題、婚約破棄、離婚調停 |
| 11月 | 33件 | 慰謝料請求、離婚したい、不貞慰謝料請求、慰謝料訴訟、離婚を求められている、親権の問題、離婚調停 |
| 10月 | 47件 | 不貞慰謝料請求、離婚したい、DV、離婚を求められている、親権の問題、養育費、財産分与、離婚調停、公正証書、調停申立書、面会交流 |
| 9月 | 60件 | 不貞慰謝料請求、離婚したい、離婚を求められている、親権の問題、養育費、財産分与 |
| 8月 | 53件 | 不貞慰謝料請求、協議書作成、離婚したい、離婚を求められている、親権の問題、養育費、内縁の解消、婚約破棄の慰謝料請求、セカンドオピニオン |
| 7月 | 61件 | 不貞慰謝料請求、協議書作成、離婚したい、離婚を求められている、親権の問題、受任通知が届いた |
| 6月 | 42件 | 養育費、不貞慰謝料請求、協議書作成、DV、離婚調停を申し立てられた、事実婚解消、妻が統合失調症 |
| 5月 | 40件 | 財産分与、親権、養育費、不貞慰謝料請求、離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求、妻の不貞、養育費増額請求 |
| 4月 | 30件 | 財産分与、離婚したくない、離婚したい、不貞調査結果が有効か、婚約破棄された、子どもに会えていない、養育費増額請求 |
| 3月 | 42件 | 財産分与、親権、養育費、離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求、妻の浮気、W不倫、モラハラ |
| 2月 | 49件 | 財産分与、親権、養育費、面会交流、不貞慰謝料請求したい、DV、住宅ローンの請求、離婚調停を申し立てられている、協議書作成、セカンドオピニオン、内縁解消 |
| 1月 | 49件 | 財産分与、養育費、不貞慰謝料請求、訴訟提起された、元交際相手への慰謝料請求、不貞相手を妊娠させてしまった |
| 2015年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 12月 | 60件 | 親権、養育費、不貞慰謝料請求、協議書作成、年金分割、婚約破棄、交際相手からの慰謝料請求、内縁の夫からの慰謝料請求、離婚調停を申し立てられた、交際解消 |
| 11月 | 30件 | 財産分与、養育費、協議書作成、不貞慰謝料請求、DV、別居、予備知識、離婚後の住宅購入を求められる |
| 10月 | 75件 | 親権、慰謝料請求、財産分与、養育費、離婚調停、面会交流、不貞相手への慰謝料請求、DV、モラハラ、婚約破棄、離婚と別居いずれにすべきかの相談、15年前の不貞慰謝料請求、子の引き渡し |
| 9月 | 73件 | 親権、慰謝料請求、財産分与、養育費、面会交流、不貞相手への慰謝料請求、DV、モラハラ、協議書作成、婚約破棄、国際離婚 |
| 8月 | 65件 | 慰謝料請求、財産分与、養育費、離婚調停、面会交流、不倫相手への慰謝料請求、親権者、DV、モラハラ、息子の離婚、公正証書依頼、ダブル不倫、セカンドオピニオン |
| 7月 | 66件 | 慰謝料請求、養育費、協議離婚、離婚調停、面会交流、不倫相手への慰謝料請求、婚約破棄、不貞行為への慰謝料請求、親権者変更 |
| 6月 | 84件 | 慰謝料請求、財産分与、養育費、協議離婚、DV、離婚調停、面会交流、不倫相手への慰謝料請求、婚姻費用調停、親族の離婚、中絶費用、ダブル不倫、セカンドオピニオン |
| 5月 | 86件 | 親権、慰謝料請求、財産分与、養育費、DV・モラハラ、離婚調停、不倫相手への慰謝料請求、婚姻費用調停、親族の離婚、結婚予定の相手との交際解消、行方不明の相手との離婚、セカンドオピニオン |
| 4月 | 94件 | 親権、慰謝料請求、財産分与、養育費、DV・モラハラ、離婚調停、不倫相手への慰謝料請求、婚姻費用調停、協議書作成、ダブル不倫 |
| 3月 | 97件 | 親権、慰謝料請求、財産分与、養育費、面会交流、離婚調停、離婚協議書作成、ダブル不倫、娘の離婚相談、年金分割、不倫相手の妻からの慰謝料請求、セカンドオピニオン |
| 2月 | 93件 | 親権、慰謝料請求、財産分与、養育費、DV、慰謝料減額、不倫相手への慰謝料請求、住宅ローン、面会交流、調停申立、配偶者の家出、セカンドオピニオン、事実婚での離婚 |
| 1月 | 66件 | 親権、養育費、財産分与、慰謝料請求、夫の不貞、妻の不貞、夫のDV、調停離婚、婚姻費用の増額、ローンの支払い、離婚保留後の相談、婚活でのトラブル、国際離婚、セカンドオピニオン |
| 2014年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 12月 | 57件 | 親権、養育費、財産分与、慰謝料請求、夫の不貞、妻の不貞、夫のDV、調停離婚、離婚協議書の変更、共有名義のローンの支払い、息子と離婚済の元妻が同居 |
| 11月 | 53件 | 親権、養育費、財産分与、慰謝料請求、夫の不倫、調停離婚、公正証書の作成 |
| 10月 | 32件 | 親権、養育費、財産分与、慰謝料請求、夫の浮気、調停申し立て、不貞、慰謝料の返還要求、夫の不貞相手への慰謝料請求、面会交流、夫の借金、アパートの支払い、息子の離婚 |
| 9月 | 63件 | 親権、養育費、財産分与、慰謝料請求、離婚調停、モラハラ夫との離婚、夫の不貞、妻の不貞相手への慰謝料請求、元夫への慰謝料請求、夫からの慰謝料請求、国際離婚、ギャンブル夫、お金を使いこむ夫との離婚、妻のW不倫、離婚訴訟、両親の離婚 |
| 8月 | 42件 | 親権、養育費、慰謝料請求、離婚調停、DV夫との離婚、婚約破棄、モラハラ夫との離婚、妻の不貞相手への慰謝料請求、夫の不貞相手への慰謝料請求、面会交流、面会交流調停、国際離婚、息子の離婚、住宅ローン、ギャンブル夫 |
| 7月 | 51件 | 親権、養育費、慰謝料請求、離婚調停、離婚訴訟、婚姻費用分担請求、DV夫との離婚、モラハラ夫との離婚、不貞相手への慰謝料請求、不貞夫との離婚、不貞妻との離婚、不貞夫への慰謝料請求、離婚協議書作成、面会交流調停、妻のへそくり調査、別れた夫の出現をやめさせたい、夫の風俗通い |
| 6月 | 56件 | 親権、養育費、慰謝料請求、離婚調停、離婚訴訟、婚姻費用分担請求、DV夫との離婚、モラハラ夫との離婚、不貞相手への慰謝料請求、不貞夫との離婚、不貞妻との離婚、不貞夫への慰謝料請求、離婚協議書作成、養育費未払い、年金分割、住宅ローン |
| 5月 | 49件 | 親権、養育費、慰謝料請求、離婚調停、婚約破棄、モラハラ夫との離婚、妻からのモラハラ、妻の不貞、不貞妻との離婚、妻の不貞相手への慰謝料請求、夫の不貞相手への慰謝料請求、夫の不貞相手との念書、離婚成立後の条件変更、夫のDV、財産分与、住宅ローン、精神病夫との離婚、子供との面会交流、養育費の支払い停止に対する異議申し立て |
| 4月 | 47件 | 親権、離婚後の財産分与、養育費、別居中の婚姻費用、離婚調停、離婚訴訟、離婚協議書作成、婚約破棄、モラハラ夫との離婚、不貞夫への慰謝料請求、不貞妻への慰謝料請求、不貞相手の妻からの慰謝料請求 |
| 3月 | 39件 | 離婚後の財産分与、養育費、子の認知、親権者変更、不貞相手の夫からの慰謝料請求、離婚調停、離婚協議書作成、ギャンブル夫、夫の不貞、別居夫との離婚、モラハラ夫 |
| 2月 | 57件 | 親権、財産分与、養育費、婚姻費用、慰謝料請求、離婚調停、離婚訴訟、離婚協議書作成、DV夫、妻の不貞、モラハラ夫 |
| 1月 | 54件 | 親権、財産分与、養育費、DV、モラハラ夫、夫の不貞、国際離婚、夫の子への虐待、精神病夫との離婚、面会交流 |
| 2013年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 12月 | 53件 | 親権、財産分与、養育費、離婚協議書作成、離婚訴訟、強制執行、親権者変更、不貞相手の妻からの慰謝料請求、不貞夫と不貞相手への慰謝料請求、不貞夫、不貞妻、精神病の妻との離婚、モラハラ夫、DV夫、住宅ローン |
| 11月 | 37件 | 養育費、財産分与、慰謝料請求、離婚協議書作成、宗教にのめりこんでいる妻との離婚、モラハラ夫、子供を虐待する夫・妻との離婚、家出夫との離婚、不貞を行った夫・妻との離婚、住宅ローン |
| 10月 | 29件 | 親権、養育費、面会交流、財産分与、婚姻費用分担、不貞夫、うつ病夫との離婚、モラハラ夫、DV夫、離婚協議書 |
| 9月 | 24件 | 親権、財産分与、養育費、不貞夫、会社経営者の夫との離婚、無職の夫との離婚、モラハラ妻、DV夫、浪費妻との離婚、慰謝料請求、離婚後の養育費請求、住宅ローン |
| 8月 | 21件 | 親権、不貞夫、定年後の財産分与、うつ病の妻との離婚、DV夫、共同経営者の離婚、モラハラ夫、離婚協議書作成、住宅ローン、妻の不貞相手への慰謝料請求 |
| 7月 | 33件 | 財産分与、養育費、うつ病の妻との離婚、DV夫、多額の借金がある夫との離婚、不貞相手の妻からの慰謝料請求、元夫の不貞相手への慰謝料請求、内縁関係の解消、協議離婚 |
| 6月 | 18件 | 財産分与、養育費、親権、多額の借金がある妻との協議離婚、浪費妻との離婚、刑事事件被告の夫との離婚、不貞行為、不貞相手への慰謝料請求、住宅ローン、DV、モラハラ |
| 5月 | 28件 | 養育費、親権、面会交流、うつ病/アルコール中毒/行方不明の相手との離婚、不貞相手への慰謝料請求、不貞相手からの妊娠に対する慰謝料請求、モラハラ、養育費減額請求 |
| 4月 | 19件 | 財産分与、親権、面会交流、夫のDV・モラハラ暴力、うつ病の夫との離婚、妻の暴言、妻の不貞行為に対す慰謝料請求(妻と不貞相手)、元夫との金銭問題、セックスレス、妻が子供を伴って家出、婚約破棄の慰謝料請求 |
| 3月 | 23件 | 財産分与、養育費、浮気・不貞、慰謝料請求、住宅ローン、離婚調停を申し立てられた間接強制申立、面会交流、DV・モラハラ暴力 |
| 2月 | 28件 | 財産分与、親権、養育費、ギャンブル・借金、不貞行為、公正証書、DV、慰謝料請求、面会交流 |
| 1月 | 49件 | 財産分与、慰謝料請求、養育費、離婚協議書作成、モラハラ、内縁関係、年金分割 |
| 2012年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 12月 | 19件 | 財産分与、養育費、面会交流、DV、慰謝料請求、住宅ローン |
| 11月 | 31件 | 財産分与、離婚協議書作成、モラハラ、慰謝料請求、子の引渡し |
| 10月 | 49件 | 財産分与、養育費、離婚協議書作成、慰謝料請求、監護権 |
| 9月 | 41件 | 財産分与、親権、養育費、不貞行為、住宅ローン、面会交流、熟年離婚、慰謝料、DV |
| 8月 | 33件 | 財産分与、親権、養育費、不貞行為、慰謝料、住宅ローン |
| 7月 | 28件 | 離婚、親権、財産分与、面会交渉、養育費、婚費 |
| 6月 | 24件 | 財産分与、養育費、不貞行為、モラハラ、内縁関係解消、慰謝料 |
| 5月 | 39件 | 養育費・慰謝料・離婚・親権・財産分与・婚費・面会交流・モラハラ・不貞行為 |
| 4月 | 25件 | 離婚後の財産分与、養育費、慰謝料請求、離婚調停、不貞行為、親権 |
| 3月 | 18件 | 離婚後財産分与、慰謝料/養育費請求、離婚協議書、不貞行為、婚約解消、DV |
| 2月 | 20件 | 財産分与、面会交流権、慰謝料請求、親権、不貞行為、慰謝料請求 |
| 1月 | 18件 | 慰謝料請求、離婚協議書、 親権、不貞行為、DV |
| 2011年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 12月 | 20件 | 慰謝料請求、養育費請求、離婚後のトラブル、認知請求、DV、不貞行為、国際結婚における離婚 |
| 11月 | 31件 | 婚約解消、養育費請求、不貞行為、離婚調停、慰謝料請求、国際結婚における離婚 |
| 10月 | 21件 | 事実婚解消、婚約解消、離婚協議 |
| 9月 | 31件 | 離婚協議書、慰謝料請求、養育費請求、親権変更 |
| 8月 | 30件 | 慰謝料請求、養育費請求、婚約解消 |
| 7月 | 28件 | 離婚協議書、慰謝料請求、財産分与、親権変更 |
| 6月 | 26件 | 慰謝料請求、財産分与、婚約解消、親権変更 |
| 5月 | 34件 | 離婚調停、離婚後の財産分与、協議離婚、親権、慰謝料請求 |
| 4月 | 26件 | 損害賠償請求、国際結婚における離婚、協議離婚、離婚等反訴請求 |
| 3月 | 27件 | 離婚協議書、破産前の離婚、不貞行為、DV |
| 2月 | 24件 | 公正証書、養育費、慰謝料請求、復縁、不貞行為 |
| 1月 | 39件 | 養育費未払い、財産分与、婚姻費用、カウセリング、国際結婚における離婚 |
| 2010年 | 相談件数 | 主な相談内容 |
|---|---|---|
| 12月 | 32件 | 離婚調停、協議離婚、慰謝料請求、養育費、裁判手続 |
| 11月 | 19件 | 離婚調停、親権、DV、調停期日呼出状、浮気 |
| 10月 | 23件 | 親権、離婚の流れ、慰謝料、不貞行為、モラル・ハラスメント、財産分与、養育費 |
| 9月 | 23件 | 養育費、財産分与、慰謝料等請求、離婚協議書、離婚調停申立、賠償請求 |
| 8月 | 14件 | 離婚協議書、不貞行為、不倫、財産分与、慰謝料、面会交流権、離婚調停申立 |
| 7月 | 18件 | 公正証書原案作成、浮気、婚姻費用、養育費、財産分与、慰謝料、離婚協議書 |
| 4月 | 43件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、婚姻費用、養育費、親権、不貞、モラハラ、離婚後の問題、別居 |
| 3月 | 48件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、婚姻費用、養育費、親権、不貞、モラハラ、離婚後の問題、別居 |
| 2月 | 38件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、協議離婚、、DV財産分与、婚姻費用、養育費、年金分割、親権、不貞行為 |
| 1月 | 28件 | 離婚したい、離婚を求められている、慰謝料請求したい、慰謝料請求されている、調停離婚、財産分与、面会交流、婚姻費用、養育費、不貞、離婚後の問題、男女問題、不倫相手の妊娠 |
更新日:2025.08.05
Aさん/50代男性
離婚成立、過去の学費を精算し財産分与の請求額を大幅減額
職業
その他専門職
婚姻期間
20年
(別居期間10年)
離婚の種類
協議離婚
子ども
あり
Aさんは、妻と離婚したと思っていましたが、戸籍は確認していませんでした。別居後長期間が経過し、普通に生活していたところで、いきなり妻から離婚調停を申し立てられたことを知り、離婚していなかったことに驚きました。Aさんは、対応方法が分からなかったため当事務所に相談にいらっしゃいました。
Aさんは、自分も離婚は望んでおり、財産分与も適正額は構わないが、離婚したと思っていた期間に子供の学費を支払っていたことから、学費を精算することを希望していました。
このような点を踏まえて、離婚調停に臨みました。
離婚調停では、お互いに離婚は合意していたため、争点は金銭問題でした。
財産分与では、①過去の学費を精算するか否か、②不動産の評価額をどのようにするか、でした。
裁判所から、過去の学費を精算し、不動産の評価額を固定資産評価額として財産分与をする提案がありましたが、妻は民間の不動産会社の査定書を根拠とする主張を譲らず、調停は不成立になりました。
そこで、速やかに離婚訴訟を提起し、訴訟では不動産鑑定士が調停委員として入り、不動産鑑定士として評価額に意見を述べてもらうことになりました。
その結果、過去の学費を精算しつつ、不動産の評価額も固定資産評価額に近い金額で財産分与に合意し、解決をすることができました。
離婚事件のうち、財産分与が争いになる場合ですが、不動産の評価額が争いになることがあります。
不動産の評価は、固定資産税を計算する上での評価額、路線価、時価額などいろいろあります。
時価評価の資料として不動産会社の査定書が提出されることがよくありますが、査定書は何らかの資格に基づいて作成されているわけではなく、また中立性に疑義が呈されることもよくあります。
最終的には不動産鑑定士による鑑定をするほかない場合もありますが、鑑定をする場合には高額な予納金がかかりますので、注意が必要です。
本件で面会交流の調停が成立したことへのポイントは、
・過去の学費を精算することができるか
・財産分与において不動産の評価額がいくらか
という点が挙げられます。
過去の学費は財産分与で精算できる場合がありますが、婚姻費用等で精算をしていない場合に限られるのではないかと考えられます。
本件では、Aさんは離婚したと思っており、一人で子育てをして学費を負担していましたので、この精算が問題になりました。
また、当事者双方が不動産鑑定を申し立てない場合には、不動産の評価をどのようにするのかの問題になります。本件では、裁判所が不動産鑑定士を調停委員としてくれたことで、意見として簡易な不動産鑑定のようなことができたため、当事者双方もその評価額に納得をすることができました。
離婚訴訟において裁判所が財産分与の額及び方法を定めるについては当事者双方の一切の事情を考慮すべきものであることは民法七七一条、七六八条三項の各規定上明らかであるところ、婚姻継続中における過去の婚姻費用の分担の態様は右事情のひとつにほかならないから、裁判所は、当事者の一方が過当に負担した婚姻費用の清算のための給付を含めて財産分与の額及び方法を定めることができるものと解するのが、相当である。
弁護士 田中優征
年金収入で生活をされている中で、配偶者に婚姻費用を請求できるのか、あるいは配偶者から婚姻費用の支払いを求められるのか、不安に感じている方もいらっしゃると思います。
婚姻費用・養育費の算定は、例外的な場合を除き、算定表を用いて行われています。
算定表への適用においては、給与収入や事業収入の場合、それぞれ算定表に数字が用意されていますので、その数字の最も近いところを見て算定をします。
これに対し、年金収入の場合には、そのまま数字を見て当てはめることができません。
算定表の作成された前提として、事業所得者の場合には仕事を遂行するためにかかった費用が経費として控除されているのに対し、給与所得者の場合にはそういったものがないため、不平等になる可能性があることから、給与所得者についても一定の仕事の遂行のための費用を職業費として控除して算定することになっています。
しかし、年金収入者の場合、このような職業費はかかりませんので、給与収入として算定表に当てはめると、算定表が意図しているよりも多くの生活費が確保されることになってしまいます。
そこで、年金収入者の収入を給与収入に換算して婚姻費用・養育費を算定する場合、職業費がかかっていないことを考慮して修正することが一般的です。
この点について判断した裁判例を紹介します。
〈東京高裁 令和4年3月17日〉
妻(抗告人)が夫(相手方)に対し、別居中の婚姻費用を支払うように求めた事案です。令和2年6月から別居が開始されており、妻の収入は年金収入のみであるのに対し、夫は令和3年8月まで個人事業をしており、事業の収入がありました。
『抗告人の年金収入は年額39万2160円に相当するところ、年金収入については給与収入と異なり職業費の支出を考慮する必要がないため、近時の統計資料に基づく総収入に占める職業費の割合(おおむね18~13%であり、高額所得者の方が割合が小さい。本件報告書参照)のうち15%を採用して給与収入に換算すると、おおむね年額46万円(392,160÷(1-0.15)=461,364)となる。』
『…相手方は、令和3年8月までは石材業による事業収入と、年額144万4315円の年金収入とを得ていた…。』『相手方の事業収入については、…所得金額31万9121円に、現実に支出されていない青色申告特別控除額65万円及び減価償却費63万2913円…を加算した160万2034円から、社会保険料12万0400円を控除した年額148万1634円と認めるのが相当である。また、上記のように算定した事業収入は、既に職業費に相当する費用を控除済みのものであるから、年金収入を事業収入に換算するに当たっても、上記…のような修正計算は必要ない。したがって、相手方の令和3年8月までの収入は、事業収入に換算すると、上記事業収入と年金収入を合算したおおむね年額292万円(1,444,315+1,481,634=2,925,949)に相当するものと認められる。』
この事案は、双方に年金収入があり、夫は令和3年8月までそれとは別で事業収入があったため、算定表への適用にあたり、妻の年金収入は給与収入へ、夫の年金収入は事業収入へ換算し、事業収入と合算するという処理がそれぞれ必要であった点が特徴的でした。
そして、年金収入から給与収入への換算する方法については、一般的な職業費の割合が15%程度であることから、年金収入を(1-0.15)で割った数字を採用しています。
これに対し、年金収入から事業収入へ換算する方法については、事業収入については既に経費として給与所得者における職業費が考慮されていることから、特段修正が必要ないとしています。
このように、年金収入がある場合に婚姻費用をどのように算定するかは、個別の事情に応じて異なり、場合によっては職業費分を考慮する等、特殊な処理をする必要があることがあります。
本稿では、年金収入者が算定表への適用をするにあたっての処理方法について判断した裁判例を見てきました。
ご自身や配偶者が年金収入者である方で、婚姻費用の請求を考えている方、婚姻費用の請求を受けている方は、適正な婚姻費用額がいくらになるのか、弁護士にご相談いただくことをお勧めします。
名古屋総合法律事務所では、離婚についての相談をお受けしています。
別居に伴う婚姻費用や養育費についてお悩みの方は、一度ご相談下さい。
【ご相談予約専門ダイヤル】
0120-758-352
平日・土日祝 6:00-22:00
【相談時間のご案内】
| 平日 | 9:00-18:30 |
|---|---|
| 夜間 | 17:30-21:00 |
| 土曜 | 9:30-17:00 |
※夜間相談の曜日は各事務所により異なります
詳しくはこちら▶
事務所外観




より良いサービスのご提供のため、離婚相談の取扱案件の対応エリアを、下記の地域に限らせて頂きます。
愛知県西部(名古屋市千種区,東区,北区,西区,中村区,中区,昭和区,瑞穂区,熱田区,中川区,港区,南区,守山区,緑区,名東区,天白区,豊明市,日進市,清須市,北名古屋市,西春日井郡(豊山町),愛知郡(東郷町),春日井市,小牧市,瀬戸市,尾張旭市,長久手市,津島市,愛西市,弥富市,あま市,海部郡(大治町
蟹江町 飛島村),一宮市,稲沢市,犬山市,江南市,岩倉市,丹羽郡(大口町 扶桑町),半田市,常滑市,東海市,大府市,知多市,知多郡(阿久比町 東浦町 南知多町 美浜町 武豊町))
愛知県中部(豊田市,みよし市,岡崎市,額田郡(幸田町),安城市,碧南市,刈谷市,西尾市,知立市,高浜市)
愛知県東部(豊橋市,豊川市,蒲郡市,田原市,新城市,北設楽郡(設楽町
東栄町 豊根村))
岐阜県南部(岐阜市,関市,美濃市,羽島市,羽島郡(岐南町,笠松町),各務原市,山県市,瑞穂市,本巣市,本巣郡(北方町),多治見市,瑞浪市,土岐市,大垣市,海津市,養老郡(養老町),不破郡(垂井町
関ヶ原町),安八郡(神戸町 輪之内町 安八町),揖斐郡(揖斐川町 大野町 池田町),恵那市,中津川市,美濃加茂市,可児市,加茂郡(坂祝町 富加町 川辺町 七宗町 八百津町 白川町 東白川村),可児郡(御嵩町))
三重県北部(四日市市,三重郡(菰野町 朝日町 川越町),桑名市,いなべ市,桑名郡(木曽岬町),員弁郡(東員町))
三重県中部(津市,亀山市,鈴鹿市)
静岡県西部(浜松市,磐田市,袋井市,湖西市)
Copyright © 名古屋総合リーガルグループ All right reserved.
運営管理:名古屋総合法律事務所 弁護士 浅野了一 所属:愛知県弁護士会(旧名古屋弁護士会)
〒460-0002愛知県名古屋市中区丸の内二丁目20番25号 メットライフ名古屋丸の内ビル6階(旧丸の内STビル) TEL: 052-231-2601(代表) FAX: 052-231-2602 初めての方専用フリーダイヤル:0120-758-352
■提供サービス…交通事故,遺言・相続・遺産分割・遺留分減殺請求・相続放棄・後見,不動産・借地借家,離婚・財産分与・慰謝料・年金分割・親権・男女問題,債務整理,過払い金請求・任意整理・自己破産・個人再生,企業法務,契約書作成・債権回収,コンプライアンス,雇用関係・労務問題労働事件,対消費者問題,事業承継,会社整理,事業再生,法人破産■主な対応エリア…愛知県西部(名古屋市千種区,東区,北区,西区,中村区,中区,昭和区,瑞穂区,熱田区,中川区,港区,南区,守山区,緑区,名東区,天白区,豊明市,日進市,清須市,北名古屋市,西春日井郡(豊山町),愛知郡(東郷町),春日井市,小牧市,瀬戸市,尾張旭市,長久手市,津島市,愛西市,弥富市,あま市,海部郡(大治町 蟹江町 飛島村),一宮市,稲沢市,犬山市,江南市,岩倉市,丹羽郡(大口町 扶桑町),半田市,常滑市,東海市,大府市,知多市,知多郡(阿久比町 東浦町 南知多町 美浜町 武豊町)愛知県中部(豊田市,みよし市,岡崎市,額田郡(幸田町),安城市,碧南市,刈谷市,西尾市,知立市,高浜市) 愛知県東部(豊橋市,豊川市,蒲郡市,田原市,新城市,北設楽郡(設楽町 東栄町 豊根村)) 岐阜県南部(岐阜市,関市,美濃市,羽島市,羽島郡(岐南町,笠松町),各務原市,山県市,瑞穂市,本巣市,本巣郡(北方町),多治見市,瑞浪市,土岐市,恵那市,中津川市,大垣市,海津市,養老郡(養老町),不破郡(垂井町 関ヶ原町),安八郡(神戸町 輪之内町 安八町),揖斐郡(揖斐川町 大野町 池田町),美濃加茂市,可児市,加茂郡(坂祝町 富加町 川辺町 七宗町 八百津町 白川町 東白川村),可児郡(御嵩町))三重県北部(四日市市,三重郡(菰野町 朝日町 川越町),桑名市,いなべ市,桑名郡(木曽岬町),員弁郡(東員町))三重県中部(津市,亀山市,鈴鹿市)静岡県西部(浜松市,磐田市,袋井市,湖西市)